外観(こちらの写真はネットからの頂き物です。) |
エントランスを入ると、目の前にレトロなレンガ造りの「日本館」と、その裏にモダンな「地球館」の2つの建物で構成されています。
日本館内部は大理石で装飾され、歴史を感じる佇まいになっています。
日本館の階段には「フーコーの振り子」が。
地球が自転するのに合わせて、振り子のスイングする向きも回転します(明かりがついているところまでが、今日動いたところ。)
日本館3階には、日本の考古学的大発見「フタバスズキ竜(学名:フタバサウルス)」。
レーヴェンフックの単式顕微鏡。生物基礎の教科書にも載っていますね!
来年の授業で、これ、使ってみる予定です。
お昼ご飯は地球館中2階にあるレストランで。
S君がオーダーしたのは、「恐竜の足跡型ハンバーグ」と、いかにも上野らしいパフェ♪
地球館は世界中のいろいろな物が展示されています。
鹿の一種のはく製。人間と比べても、いかに大きいかが分かります。
科学技術のフロアには、M先生がドキュメンタリーで見て、今日一番楽しみにしていた、「からくり儀右衛門」こと田中久重制作の「万年時計(万年自鳴鐘)」。
ゼンマイ一つで「太陽と月の動き」「不定時法による和時計」「二十四節気」「曜日・時刻」「干支・十干」「月齢」の表示を動かしているほか、洋時計やチャイムまで備えています。装飾も、江戸時代当時のありとあらゆる贅が尽くされていて、とてもきれいです!
他にも、伊能忠敬の測量器具や平賀源内のエレキテルなども展示されていました。
江戸時代、面白すぎっ!
M先生は、タイムスリップできるなら、ぜひ江戸時代に行ってみたいですね~。
さらに、2010年6月に地球に帰還し、世界中に感動をもたらした小惑星探査機「はやぶさ」。英語の教科書に載っていますね。
ちょうど数日前に、後継機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」に到達、軟着陸してサンプル回収したばかり。
地下に降りていくと体験コーナーが色々あります。写真は、1アンペアの電流を起こそうとしているところ。たった「1」アンペアなのに、実はとっても大変です!
外に出てくるとザトウクジラが見送ってくれます。
ザトウクジラを全部入れると、人はこんなに小さく……。
人間を撮ろうとすると、今度はクジラは全然収まりません!
今回は3時間で回ったのでかなり駆け足でしたが、レストランの店員さん曰く
「ちゃんと見ようとすると、地球館だけで一日かかります」というくらい、たくさんの展示があります。
来年度も、もう少しゆっくりなスケジュールで、ぜひ行ってみたいですね!